今回は、初めて現地の歯医者(ローカルデンタルクリニックと専門治療するクリニックの両方)に行ってきたお話です。
海外移住されている方はご存知かと思いますが、海外では歯医者の治療費は保険適用外になることがほとんどです。
シンガポールも同様で、私が入っている医療保険も歯医者は対象外になっています。
なので、普段から歯の手入れは気をつけていました。
しかし、シンガポールに移住して約1年、なんだか奥歯の歯茎が痛みだし、腫れている感じもしたので、歯医者に行くことにしました。
日系の歯医者に行くか、ローカルの歯医者に行くか
歯医者に限らず、病院に行くなら日系に行くかローカルクリニックに行くか悩むところですよね。
日系だと、日本語で症状を伝えたり説明を聞いたりできるので安心ですが、どうしても治療費が高くなってしまいますよね。
ネット情報ですが、初診料で$150、15分程度の治療で$500とか。。。
うーん、高すぎる。。。
一方、ローカルのデンタルクリニックだと、初診料$25から!
ちょっとでも安く済ませたいと考え、ローカルのデンタルクリニックに行くことにしました!
近所の歯医者(デンタルクリニック)で診察
自宅近くのデンタルクリニックをネットで探すと、1件、口コミのいい歯医者さんがありました!
At Glee! Dental Surgery, we provide comprehensive dental tre…
『Glee! Dental Surgery』さん。Googleの口コミに良いレビューがいっぱいあり、評価も高いので、こちらに行くことに!
Webサイトで予約(希望日時)を登録すると、クリニックから電話がかかってきました。
なんか色々聞かれましたが、うまく英語で説明できず、とりあえず「歯茎が痛い」ということだけ頑張って伝えて、予約の日時を確認して電話を切りました。
そして、予約当日。ドキドキしながらクリニックに行ってきました。
場所はHDB(公営住宅)の1階で、近くにはフェアプライスやホーカー等があります。
初診・レントゲン・治療方法の説明
受付で予約していることを伝えて、少し待つと診察室に案内されました。
診察は日本の歯医者さんと同じ感じで、どこが痛い?いつから?噛んだとき?冷たい物?熱いもの?とかを聞かれます。
問診の次は、実際に痛むところに冷たい棒みたいなのを当てて検査。
すると、正常な場所は棒が触れると「冷たっ!!」ってなるのに、1箇所だけ何秒触れ続けても何も感じないところが。。。
「多分神経死んでるねー」的なことを言われ、レントゲンを撮ることに。
レントゲンを撮って、モニターに画像を映しながら説明してくれました。
どうやら、奥歯の歯の根っこの神経が死んでるらしく、治療は3つのオプションがあるとのこと。
1つ目は、専門医に行って「Root Canal Treatment(根管治療)」なるものをすること。
これが一番一般的で、死んだ神経を抜いて、詰め物をして、その歯にメタル(いわゆる銀歯のことらしい)かセラミックの被せものをする。
メリットは、自分の歯を残せる。
デメリットは、再発の可能性がある。
治療費は、合計で$2,500くらいらしい。。。
2つ目は、インプラント。
なんとなく知ってるけど、人工の歯を埋め込むらしい。
メリットは、再発しない。
デメリットは、自分の歯は抜いてしまう。費用が高い。
治療費は、合計で$3,500くらいと言われました。
最後の3つ目は、歯を抜くだけ。
「抜くだけ?!何もしないの?」と聞くと、「抜いた両サイドの歯が移動して隙間はだんだん小さくなるから大丈夫」とのこと。ホントかよ。。。
メリットは、費用が安い。
デメリットは、見た目がダサい。
費用は全部で$80くらい。確かに安いけど、歯抜けおじさんのできあがりやん!
インプラントはなんとなく怖いし、抜くだけとか考えられん!ということで、「Root Canal Treatment(根管治療)」をお願いしました。
$2,500…痛い。今は歯より懐の方が痛いぜ。。。
奥歯のRoot Canal Treatmentはテクニックが必要らしく、紹介する専門医でやって来てねとのこと。
紹介状と抗生物質のお薬をもらって、お会計。
この日は、初診料・レントゲン・お薬代合計で$65。10割負担でコレは安い。日系の歯医者さんに行くよりは安く済んだはず。
シンガポールでの初めての歯医者が無事に終わってホッとしました。
しかし、これからの治療に$2,500… 帰り道はずっと落ち込んでましたよ。
専門医に行って「Root Canal Treatment(根管治療)」をやってもらったお話も近々書こうと思います。
シンガポールや海外生活されている方で、現地の歯医者さんに行こうか迷っている方の参考になれば幸いです。