今や生活必需品となった携帯電話・スマートフォン。シンガポールに限らず海外移住では、現金よりも重要かと思うくらいです。
今回はシンガポールの携帯電話事情から、毎月の携帯代を安く抑えるためにおすすめの携帯キャリアのご紹介です。
あくまでも個人の感想ですが、ご参考までに。
併せてSIMカード申し込みから受け取り、SIMカードの装着方法も簡単にご紹介します。
シンガポールの携帯事情
シンガポールの3大携帯キャリア
インターネット契約の回でも軽くご紹介しましたが、シンガポールには、大手の携帯・インターネットサービスキャリアが3社あります。
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1つ目はSingtel(シングテル)。
The Singtel Group, Asia's leading communications group provi…
正式にはシンガポール・テレコムという140年以上の歴史を持つ電気通信企業で、シンガポールの本拠を中心に、アジア各国でサービス展開している最大手です。日本で言うNTTのような存在。
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2つ目はStarHub (スターハブ)。
こちらは、ケーブルテレビ系の通信企業で、携帯電話とケーブルテレビとセットで加入する方に人気のキャリアと聞いたことがあります。日本で言うとau/KDDIのような存在でしょうか(ケーブルテレビちゃうけどね)。
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3つ目はM1(エムワン/モバイルワン)。
Your preferred telco in Singapore for mobile and broadband s…
こちらは、比較的新しい通信企業ですが、シンガポールで最初にモバイルブロードバンドや4G LTEサービスを開始した企業です。日本で言うとソフトバンクのような存在(無理やり日本の企業に置き換えなくてもいい気がしてきた)。
これら大手3社は、どこを選んでも価格・品質に遜色ないと思います(あくまでも私がネットで集めた情報です)。
インターネット回線とセットにするとか、携帯端末も同時に購入したいとかであれば、大手3社から選んだ方が、トータルで安くなったり、選べる端末の種類が多いようです。
そういった方は、大手3社のどかで契約してしまうのが楽でいいかもしれませんね。ショップもいろんなところにあるので便利そうです。
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各社の月額費用は後述しますが、私がシンガポールに来た2019年12月ごろは、大手3社の月額料金が安いプランは、データ通信が6GB/月とかが主流だったのですが、この記事を書いている2021年2月時点では、大手3社も、SIMオンリープランで$25/月・20GB-30GBになっていました!
これなら費用・ギガ数も格安SIMと遜色ないし、大手の安心感もあり、むしろ安いくらいですね。。。
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シンガポールの格安SIM
日本同様、シンガポールでも「格安SIM」が、覚えきれないほど多くの会社からでています。ざっとみた感じ、やはりこちらもどこの会社でも似たような価格帯になっていると思います。
格安SIMは、大手3社と比べると月額が安くなりますが、契約がネットのみであったり、端末は別で手配だったりするので、そのあたりの手間をかける余裕がある方におすすめです。
Circles.Lifeについて
前置きがながくなりましたが、私が契約したのは「Circles.Life」というキャリアです。
Get the real deal with Circles.Life. Start with 20GB/mo data…
この「Circles.Life」さんは、シンガポールの第4の通信会社という位置づけで、大手3社と格安SIMキャリアのいいとこ取りしたイメージです(何度も言いますが、私の勝手なイメージです)。
Circles.Lifeを選んだ理由
なんたって、データ通信の容量(ギガ数)がデカい!!(正確には、私がシンガポールに来たときは他より多かった。)
$28/月で20GBですよ!2019年12月当時、これが衝撃的な数字でした。
通話は、100分/月の制限がありますが、オプションで+$8でかけ放題、+$2で受け放題にできます。しかも、アプリから好きなタイミングで変更できるのです。便利ですよねー
しかし、LINEとかWhatsAppとかで、チャットや無料通話ができるので、私は約1年間使いましたが、100分使い切るどころか、毎月70分以上余ってます。
さらに、大手3社と遜色ない回線スピードで、ネットが切れるようなことはこの1年間は記憶にないです。
試したことはないのですが、格安SIMはネットのスピードが遅いものもあるようですが、Circles.Lifeではいまのところ、問題なく使えています。
という理由で、Circles lifeをおすすめするつもりでこの記事を書いていたのですが、、、
Circles lifeがおすすめではあることは変わらないのですが、2021年2月時点では、大手3社もおすすめです汗
その理由は、続きの月額料金をご覧くださいませ。
月額料金・他社からCircles lifeに乗り換えなら/月
ここで、大手3社とCircles lifeの月額やギガ数を比較して、「Circles lifeおすすめですよー」と言いたかったのですが、2021年2月時点で、大手3社のSIMオンリープランが素敵すぎる!
一応、比較表を作りましたが、これ見たら私もCircles lifeじゃなくて大手3社から選ぶわ(笑)
※各社の公式ページから確認しました。英語に自信ないので、間違いがあったらすみません。
キャリア | Circles.Life | Singtel | M1 | Star Hub |
---|---|---|---|---|
月額 | $28($18) | $25 | $25 | $25 |
データ通信 | 20GB | 20GB | 30GB | 20GB |
無料通話 | 100分 | 150分 | 1000分 | 150分 |
無料SMS | 25 | 500 | 1000 | – |
しばり | なし | 1年 | なし | なし |
ここまで書いて、この記事意味ないなーと思ってたら、1つ、Circles lifeをおすすめできるポイントがありました!(別にCircles lifeから何かもらってるわけではありません。この記事のネタがボツにならなくて費やした時間を無駄にしたくなかっただけです。)
新規の契約だと、月額$28のところ、なんと、他社からの乗り換え(シンガポールで他社の携帯電話を契約している場合)だと、月額$18になるそうです!
これは大手3社と比較しても明らかなメリットですよね。毎月$7、1年で$84、夫婦で1台ずつ持っていたら、二人合わせて1年間で$168もお得になります!
ちょっといいディナーに行けちゃいますね。
現在、Circles life以外をお使いの方で、月額料金を下げたい方にはおすすめだと思います。
私は、新規でCircles lifeを契約したので、毎月$28払っています。
私が確認した限りでは、Singtel以外、契約期間のしばりがないので、一旦、M1かStar Hubに乗り換えて、1ヶ月後にCircles lifeに戻ってこようなかとか、ゲスいことをちょっぴり考えちゃいますね。
申込み方法
Circles lifeの申し込みは公式ホームページから簡単にできます。
ほぼ画面の指示に従って入力していくだけですが、参考に画像で説明をつけておきますね。
新規で20GBプランの場合で説明します。
①「Plans」から「20GB Smart Start」を選択
出典:Circles lifeホームページより
②「See plans」をクリック
出典:Circles lifeホームページより
③Get a new number: $28/moの「Get started」をクリック
出典:Circles lifeホームページより
④Promo/Referral Codeに『SUPER38』が入っていることを確認
2021年2月時点で、このコードを入れておけば(初期値で入っている)、手数料$38が免除されます。
出典:Circles lifeホームページより
⑤「New Number」を選択(③で「Get a new number」の方を選んでいても、『Transfer Number』が選択されていることがあるのでご注意を)
出典:Circles lifeホームページより
⑥ギガ数の追加や通話無制限などのオプションを必要に応じて選択してください。
契約後もアプリからいつでも追加・削除できるので、最初は何もなしで、必要になったら追加するのが良いかなと思います。
出典:Circles lifeホームページより
⑦Upfront Cost(初期手数料?)を確認して、「Get your SIM」をクリック
④で『SUPER38』を入力していれば、ここで$38引かれて、実質無料になります(2021年2月時点)
出典:Circles lifeホームページより
⑧ここで名前や連絡先等の個人情報を入力します
出典:Circles lifeホームページより
⑨必要情報の入力が完了すると、SIMの配達日時の選択ができるようになりますので、日時を選択して「Order now」をクリック
細かい時間の指定をすると追加料金が発生する場合がありますので、ご注を
出典:Circles lifeホームページより
たしか、この先にクレジットカード情報の入力など、お支払い方法の画面があが出るはずですが、画像取り忘れました。。。
が、そこまで複雑な手続きはなかったと思います。
オーダーが完了すれば、確認のメールが届いたと記憶しています。特に問題なければ、SIMの配達日に自宅で待っていればOKです。
SIMカード受け取り
SIM配達の当日は、指定した時間に自宅で待つようにしましょう。
受け取りは本人しかできず、ID(EPカードやパスポート)も確認されるので、準備しておくとスムーズです。
私は妻の分も一緒に受け取ろうとしたのですが、本人にしか渡せないと言われ、妻も玄関に出てきてもらいました。(コロナの影響で非接触受け取りが推奨されているので、現在は変わっているかも知れません。)
ちなみにSIMカードは下記画像のような封筒に入って届きました。
SIMカードの交換
SIMカードの交換は、知っていればすごく簡単です。
①スマホのSIM収納にピンを挿す
②SIM収納ケースを開く
③SIM収納ケースを取り出す
④SIM収納ケースにSIMを入れる(あとはSIM収納を押し込んで戻すだけ)
スマホの機種によって、SIM収納の場所が異なります。
SIM収納を開くためのピンは、Circles lifeから送られてくるSIMカードに付属されていますのでご安心ください。
シンガポールでおすすめの携帯キャリア・まとめ
Circles lifeをおすすめするつもりでこの記事を書き始めましたが、2021年時点では、完全新規なら、大手3社(Singtel、M1、Star Hub)がおすすめで、すでにシンガポールで携帯電話をお使いの方で、月額料金を安くしたい方には、Circles lifeへの乗り換えをおすすめします。
あくまでも個人の感想ですが、シンガポールで携帯電話を契約しようと考えている方のご参考になれば幸いです。