伊勢原市の日向地区で彼岸花が見ごろを迎えたというニュースを見たので、2024年9月29日(日)に見に行ってきました。
伊勢原市・日向地区は彼岸花で有名
妻の好きな花が彼岸花で、「いつか伊勢原市の日向地区の彼岸花を見に行ってみたい」と以前から言っておりました。私はその話を聞いて、ちいかわのうさぎのように「フゥン」と応えて、見ごろが来たら行くかと思っていましたが、いつが見ごろかもはっきり知らないままでした。
9月28日の夕方(見に行った前日)に、ネットニュースで「日向地区の彼岸花が見ごろ」という記事を偶然見かけて、妻が見に行きたいと言っていたことを思い出し、ぜひ行ってみようとなりました。
伊勢原市の日向地区は、山のふもとで、正直言ってあまり交通の便も良くない場所ですが、ネットニュースで紹介されるくらい彼岸花で有名なことを知らなかったので驚きました。実際に行ってみると、駐車場には入りきれない車が並んでいて、彼岸花の名所であることを再認識しました。
猛暑で遅れた見ごろ
彼岸花は、例年はもう少し早い時期(9月中旬ごろ)に見ごろを迎えるそうなのですが、タクシーの運転手さんが言うには、今年は猛暑の影響で2週間程度咲くのが遅れているとのことでした。
実際にまだつぼみの彼岸花も多くあり、1週間後くらいがピークなのかなと思いました。
彼岸花の魅力
私の個人的な感想ですが、彼岸花は花自体がすごく華やかというわけではないですが、独特の色と形が魅力的で、山や田畑が背景にあると一層コントラストが際立って存在感を増す花だと思います。
稲が刈り取られた田んぼの片隅に咲いているのをみると、秋を強く感じて少し寂しいような何とも言えない儚い気持ちになりますが、これも季節を感じさせてくれる彼岸花の魅力だと思います。
日向地区の彼岸花散策は私有地に入らせてもらう
日向地区で彼岸花が群生していて見ごたえのある場所は、現地の地主さんがご厚意で開放してくれている場所らしく、入れるのはシーズン中の7時から17時までだそうです。
私有地である田畑の周りに彼岸花がたくさん咲いているので、観光客も入れるように解放していただいているのは本当にありがたいですね。
日向薬師で彼岸花限定御朱印をいただく
彼岸花群生エリアのすぐ近くに日向薬師というお寺があります。
日向薬師の入口はバス停の近くにありますが、その入り口からだと300mくらいあるめちゃめちゃ険しい階段を上ることになります。
階段が嫌な方にはぐるっと迂回する緩やかな坂道で行けるルート(車で行く道)もあるので、そちらがおすすめです。
日向薬師は高知県の柴折薬師、新潟県の米山薬師とともに「日本三薬師」のひとつに数えられているそうです。日向地区に彼岸花を見に行くときはぜひ訪れてみてください。
今の時期は限定の彼岸花御朱印をいただくことができました!瑠璃色の紙に彼岸花が描かれた御朱印です。これもいい記念になりました。
日向地区への行き方
伊勢原市の日向地区は、小田急伊勢原駅からバスまたはタクシーで15分程度で行けます。バスは伊勢原駅北口からでていますが、本数が多くはないので、時間に余裕を持って行かれることをおすすめします。私の場合は、小田急で伊勢原駅に着くと同じ時刻にバスが出発してしまい、次のバスは1時間後だったので、タクシーを使いました。
帰りは海老名までランニング
日向地区で彼岸花を楽しんだ後は、マラソンのトレーニングも兼ねて、海老名駅までランニングで帰りました。
本厚木駅付近から国道246号を走る少し回り道をしましたが、合計14km弱を1時間45分くらいかけて走りました。
最後は雨が降ってきて濡れてしまいましたが、途中の田畑や河川にも彼岸花が咲いているところがあり、最後まで彼岸花を楽しめた1日でした。
今年の伊勢原市・日向地区の彼岸花は、来週末くらい(この記事を書いているのが2024年10月1日)が見ごろのピークだと思います。まだ予定がない方はぜひ行ってみてください♪